昨日、とんでもないニニュースが飛び込んできました。
中村哲医師が、銃撃されて亡くなったとのことです。
アフガニスタンでの活躍は、
新聞、テレビ、ラジオなどで見聞きして、
知っていました。
もちろん、西日本新聞に投稿された文章も、
読んでいました。
「地域の人々を救うのは農業である」
というのはどんな援助よりも、
真理であると思えたのです。
農林水産業は第1次産業と呼ばれます。
人間が生き延びるために、
まず必要な食料を確保することが、
大切だからではないかと考えられるからです。
医者としての活動をしながら、
地域で生活する人々の食料を確保するために、
井戸を掘り、
農業をするために用水路を建設し、
石ころだらけの土地を
緑の農耕地に変えた努力のすごさは、
時間をかけた信頼の上につくり上げた、
素晴らしいものです。
35・6年前のことを思い出します。
東京出張のため、小倉駅のホームで聞いた、
ジョン=レノンの暗殺のニュースも、
ちょうど12月上旬だったと思います。
心に染み入るメロディと歌詞は、
誰もまねのできないものでした。
聞いた時のショックは、
足元が崩れていくような、
そんな感じでした。
今回の中村哲さんの事件にしても、
あまりにも危険な地域での活動は、
武装集団からの襲撃はうけないのだろうか・・・
という心配が現実のものとなってしまいました。
残念です。
今日は塾の先生としてではなく、
一人の人間として、
感想を述べさせていただきました。
( DTK 上村 )